セキュア暗号化通信を設定する(SSL)¶
- SSLによる通信暗号化を行い、「https」で始まるセキュア通信を実装する。
- SSL証明書には「暗号化」と「サーバ証明」の2種類の意味がある。
- 暗号化するだけであればサーバ証明の必要は無いが、アクセス時に警告が発生する。
また警告が発生しても良い場合でも、正しいサーバ設定を行いたい場合は設定が必要。 - サーバ証明を行うには設定ファイルの作成のほか、認証機関による署名が必要。
そのため認証費用の他、比較的作業ボリュームが大きくなりがちとなる。
- 暗号化するだけであればサーバ証明の必要は無いが、アクセス時に警告が発生する。
とりあえず暗号化が出来ればよい場合¶
- サーバ証明書に関する設定をスキップする場合。
- 本稿を設定した場合、暗号化通信は行われますが、アクセス時に警告が発生する。
- /etc/httpd/conf.d/ssl.conf に設定ファイルが配置されるので、確認すること。
- 次のパッケージを導入する。
# yum install mod_ssl
- SSL通信を強制したいロケーションに対して、次の設定を追加する(オプション)
<Location "/dir"> SSLRequireSSL </Location>
- サービスをリスタートする
# service httpd restart
サーバ情報を記入した証明書を利用する場合¶
- サーバ証明書を正しい情報で作成する場合。
- OpenSSLの導入およびOpenSSLコマンドに関する知識が必要になります。
- 本稿を設定しても、証明書は認証されていないので警告は発生する。
- 後ほど作成します。。。
署名された証明書を利用する場合¶
- サーバ証明書を認証を含めて作成する場合。
- 本稿を設定した場合、警告は発生しません。(ただし、認証費用が発生する場合があります)
ただし、ユーザのOSやブラウザ(証明書リスト)がちゃんと更新されていることが前提です。 - 後ほど作成します。。。
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