EFSのリストア¶
EFSのバックアップからのリストア方法。
復元手順¶
利用しているEC2インスタンスをシャットダウン(またはアンマウント)した状態で行う。
既存ファイルシステムに上書き復元しなかった場合、マウントターゲットとセキュリティグループは
引き継いでくれない為、復元完了後に再設定する必要がある。
バックアップからのリストア¶
- AWSのEFS画面からAWS Backupを開く
- 保護されたリソースを開く
- 復元したいタイミングの復元ポイントを選択し、「復元」を実行する
- 以下のリストア方法を選択する。それぞれメリットデメリットがあるので注意すること。
- ソースファイルシステムのディレクトリに復元する
既存のディレクトリに上書きする。
インスタンスの接続情報(fstab)をそのまま利用できるが、現在の情報が失われるため注意が必要。 - 新しいファイルシステムに復元する
既存とは別に新しいファイルシステムとして作成する。
インスタンスの接続情報(fstab)を変更する必要があるが、リストア前の情報を残しておくことが可能。
VPCやマウントターゲットなどの接続用の設定は移行されないので、復元後に再設定が必要(後述)
- ソースファイルシステムのディレクトリに復元する
- IAMロールはデフォルトでよいが、バックアップリストア用のものを作成していれば選択する
- 「バックアップを復元を実行する」
- 以下のリストア方法を選択する。それぞれメリットデメリットがあるので注意すること。
- ジョブが登録され「ジョブを復元」一覧に表示される。
- 開始直後はステータスが「保留中」となり、実際に開始されるまでに少し時間がかかる。
- 更新ボタンを押してステータスを引き続き確認する。
- 5~10分前後でステータスが「実行中」に変わる
- 完了するとステータスが「完了」に変わる
「新しいファイルシステムに復元する」を選択した場合¶
- AWSのEFS画面を開く
- 復元したEFSファイルシステムを選択する
- アクションから「ファイルシステムアクセスの管理」を実行する
- 復元元と同じVPCを選択する
- 復元元と同じアベイラビリティゾーンを追加する
- アベイラビリティゾーンのセキュリティグループがデフォルトになっているので、復元元と同じセキュリティグループに修正する
- 「保存」を実行する
- マウントターゲットの状態が「作成中」となる
- 更新ボタンを押して「利用可能」となるまで待つ
- 利用可能になたら、EC2インスタンスのfstabを復元したものに修正してマウントを行う