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Misskeyのnodejsのアップグレード

稀にMisskeyが要求するNode.jsのバージョン最低要件が上がることがある。
この場合、misskey本体のリビルドや引き継げない生成物の破棄が必要になります。

基本的にはアップグレードの作業と似たような作業になります。

nodejsの入れ替え

リポジトリの更新後にアップデートすると、更新スクリプトが失敗したため
既存バージョンをアンインストール後に新バージョンを新規インストールします。

  1. サービスを停止します
    systemctl stop misskey
    
  2. 既存のnodejsをアンインストールします
    yum remove nodejs
    
  3. 下記のサイト手順でnodejsのリポジトリを更新します
    https://rpm.nodesource.com
    curl -fsSL https://rpm.nodesource.com/setup_22.x | sudo bash -
    
  4. nodejsを新たにインストールし直します
    yum install nodejs
    

リビルド手順

  1. misskeyユーザにスイッチします(nologinのためシェル指定)
    su -s /bin/bash - misskey
    
  2. インストール先に移動します
    cd misskey
    pwd
    
    /home/misskey/misskey
    
  3. 従来バージョンでコンパイルされているnode_modulesをディレクトリごと削除します
    rm -rf node_modules
    
  4. モジュールを初期化します
    git submodule update --init
    
  5. nodeモジュールを更新します
    NODE_ENV=production pnpm install --frozen-lockfile
    
  6. ビルドします
    NODE_ENV=production pnpm run build
    ------------------------------
    ExperimentalWarningは無視してよい
    
  7. データベース等のマイグレートを実施します
    pnpm run migrate
    
  8. misskeyユーザから戻ります
    exit
    
  9. サービスを起動します
    起動後に実際にアクセス可能になるまで30秒くらいかかります
    systemctl start misskey