Misskeyのnodejsのアップグレード¶
稀にMisskeyが要求するNode.jsのバージョン最低要件が上がることがある。
この場合、misskey本体のリビルドや引き継げない生成物の破棄が必要になります。
基本的にはアップグレードの作業と似たような作業になります。
nodejsの入れ替え¶
リポジトリの更新後にアップデートすると、更新スクリプトが失敗したため
既存バージョンをアンインストール後に新バージョンを新規インストールします。
- サービスを停止します
systemctl stop misskey
- 既存のnodejsをアンインストールします
yum remove nodejs
- 下記のサイト手順でnodejsのリポジトリを更新します
https://rpm.nodesource.comcurl -fsSL https://rpm.nodesource.com/setup_22.x | sudo bash -
- nodejsを新たにインストールし直します
yum install nodejs
リビルド手順¶
- misskeyユーザにスイッチします(nologinのためシェル指定)
su -s /bin/bash - misskey
- インストール先に移動します
cd misskey pwd /home/misskey/misskey
- 従来バージョンでコンパイルされているnode_modulesをディレクトリごと削除します
rm -rf node_modules
- モジュールを初期化します
git submodule update --init
- nodeモジュールを更新します
NODE_ENV=production pnpm install --frozen-lockfile
- ビルドします
NODE_ENV=production pnpm run build ------------------------------ ExperimentalWarningは無視してよい
- データベース等のマイグレートを実施します
pnpm run migrate
- misskeyユーザから戻ります
exit
- サービスを起動します
起動後に実際にアクセス可能になるまで30秒くらいかかりますsystemctl start misskey