インストールメディアを利用してyumリポジトリを作成する。¶
ローカルディスクでyumを行う方法のRHEL6版です。
- 使用するインストールメディアをマウントします。
ここでは仮に以下のパスを使用します。(mkdirしておくこと)# mount /dev/cdrom /mnt/cdrom
- 上記はisoファイルのマウントでも代用ができます。
dvd-rom実機を使う場合、より高速に動作すると思います。# mount -o loop rhel-server-6.x-x86_64-dvd.iso /mnt/cdrom
- 最後に設定ファイルを作成します。
# vi /etc/yum.repos.d/local.repo
[rhel-dvd] name=Install Media baseurl=file:///mnt/cdrom/ enabled=1 gpgcheck=1 gpgkey=file:///mnt/cdrom/RPM-GPG-KEY-redhat-release
- RHEL8系の場合はBaseとAppStreamに分かれているので下記のようにする必要がある。
[InstallMedia-BaseOS] name=Red Hat Enterprise Linux 8 - BaseOS metadata_expire=-1 gpgcheck=1 enabled=1 baseurl=file:///mnt/cdrom/BaseOS/ gpgkey=file:///mnt/cdrom/RPM-GPG-KEY-redhat-release [InstallMedia-AppStream] name=Red Hat Enterprise Linux 8 - AppStream metadata_expire=-1 gpgcheck=1 enabled=1 baseurl=file:///mnt/cdrom/AppStream/ gpgkey=file:///mnt/cdrom/RPM-GPG-KEY-redhat-release
- RHEL8系の場合はBaseとAppStreamに分かれているので下記のようにする必要がある。
名前なので適宜設定して下さい。
- 入力が終わったらとりあえずリポジトリキャッシュをクリアして、
新規更新が取得出来るかチェックしてみましょう。# yum clean all # yum check-update
これは何度か既にyumを利用していてキャッシュがたまっている場合や、
あららしいバージョンのディスクをマウントしなおして更新する場合に
キャッシュ起因のエラーを防止します。
自動マウント¶
- 次のファイルの末尾に追記します
# vi /etc/fstab -------------------- /dev/cdrom /mnt/cdrom iso9660 defaults 0 0
- 手動マウントしていた場合、一度マウントを解除します
# umount /mnt/cdrom # df /mnt/cdromが表示されないことを確認
- fstabの内容で再度マウントします
# mount -a mount: /dev/sr0 is write-protected, mounting read-only # df /mnt/cdrom が表示されること
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