Robocopyによるファイルコピー¶
エクスプローラを介した場合、遅かったりエラーなどで止まる事があるので、
Robocopyという標準のツールを利用する。なお、管理者権限での実行を行うこと。
これはミラーリングを行うことも出来るので、中断後に再実行しても最小の
手間でコピーをしてくれる。(UNIXでいうところのrsyncにあたる)
例:Cドライブの「data」フォルダをDドライブにコピーする場合。¶
- コピーの場合Robocopy.exe "C:\data" D:\data /E /ZB /R:0 /XJD 
- 移動の場合Robocopy.exe "C:\data" D:\data /E /ZB /R:0 /XJD /MOVE 
オプション解説(おおざっぱに)¶
- /E
	- サブディレクトリも対象にします。
 
- /ZB
	- 大きなファイルのコピーの途中で処理が停止しても再開できる。アクセス権のエラーが出ても、読み込み可能であれば続行する。
 
- /R:0
	- 失敗した場合の再試行は行わない。
 
- /XJD
	- シンボリックリンクを無視し、再帰的なパス検索をさせない。(/Users/Users/Users/ファイル とかになる場合に指定)
 
- /MOVE
	- コピー後にファイルを削除する。(移動のこと)
 
- /MT:n (Windows2008R2、Windows7以降で利用可能)
	- マルチスレッドでコピーを行います。(デフォルトは8)
 
失敗したものは移動されず、結果リストが表示されるので、突き合わせて
再起動またはセーフモードで対処します。