管理通信代理サーバを設定する(メッセージリレー)¶
SophosCentralでは原則すべての端末が原則インターネットと通信して更新や
管理通信を行いますが、エンドポイントからSophosCentralへのセッション数
が莫大になりゲートウェイ等の通信機器で高負荷を起こす場合や、セキュリティ
上ローカルネットワーク環境にあるエンドポイントの管理通信代行を行う機能
としてメッセージリレーという仕組みがあります。(プロキシのようなもの)
前提条件¶
メッセージリレーサーバは次の条件を満たす必要があります。- 対象がServer Protectionを導入したWindows Serverであること。
*メッセージリレーサーバ自身はインターネットからSophosを通信できること - メッセージリレーサーバからエンドポイントにTCP8190で通信が行えること
- 対象サーバはアップデートキャッシュを設定する必要があります
設定方法¶
- あらかじめWindows ServerにServerProtectionを導入しておきます
- Sophos Centralのグローバル設定を開きます
- アップデートキャッシュとメッセージリレーの管理を開きます
- 対象のWindowsServerを選択します
- キャッシュ/リレーの設定を開きます
すでにキャッシュを設定している場合、「リレーの設定」となります - アップデートキャッシュとメッセージリレーをチェックしセットアップを行います
- WindowsServer一覧の「メッセージリレーの状態」が「インストール中」に変わります
- 「メッセージリレーの状態」が「アクティブ」となれば導入完了です
補足¶
メッセージリレーを使用してSophosCentralと通信する際のエンドポイント側
の設定は特に必要ありません。自動的に最適なリレーサーバが選択されます。
メッセージリレー設定画面の「メッセージリレーの使用」で、利用するエンド
ポイントを手動選択に切り替えることも可能です。
利用可能なリレーサーバが存在しない場合、直接インターネットでの通信を
試みます。