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カスタム設定値を使用する

『リストの設定変更→その他』に表示されるカスタム設定項目を設定可能にする。

設定追加作業

リストの申込画面の改修(初期入力)

  • 次の設定ファイルをコピーし変更する
    cp -p /usr/share/sympa/default/web_tt2/create_list_request.tt2 /etc/sympa/web_tt2/
    vi /etc/sympa/web_tt2/create_list_request.tt2
    --------------------
    …(中略)…
    <input name="subject" id="subject" size="60" /> ←この行の下に追加する
    <input type="text" name="custom_input.1" />
    <input type="text" name="custom_input.2" />
    …3つ目以降…
    …(後略)…
    

リスト作成テンプレートでのフォーム入力値受付(とデフォルト値)処理追加

  • 次の設定ファイルを変更する
    vi /etc/sympa/create_list_templates/*/config.tt2
    --------------------
    [% IF custom_input.1 %]
    custom_vars
      name 項目名1
      value [% custom_input.1 %]
    [% END %]
    
    [% IF custom_input.2 %]
    custom_vars
      name 項目名2
      value [% custom_input.2 %]
    [% END %]
    
    serial 0 ←この既存行の上に追加
    
    • テンプレートの数だけ繰り返す

リスト管理画面での設定項目の表示設定を変更する

  • 次の設定ファイルを変更する
    例:特権オーナーとリストマスターだけ編集できる。一般オーナーは表示のみ
    vi /etc/sympa/edit_list.conf
    --------------------
    # custom
    custom_vars                 owner                                   read
    custom_vars                 privileged_owner,listmaster             write
    
    ※default定義の前に追加する
    
    • writeにすると、カスタム項目自体の追加入力フィールドも表示される
      例えば、上記の例だと2つの追加フィールドを作成しているが、3つ目の
      新規項目作成フィールドが表示される。(空欄の入力フォーム)

設定反映

サービス再起動などは不要、即時反映される。