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Zabbixエージェントのインストール

エージェントレスのシンプルチェック以上の監視を行う場合、監視対象の各クライアントに
Zabbixエージェントを導入、設定する必要がある。

インストール

  • 配布サイトからサーバと同じバージョンのzabbix-releaseパッケージを取得する
    http://repo.zabbix.com/zabbix/3.4/rhel/7/x86_64/
    例)
    # wget http://repo.zabbix.com/zabbix/3.4/rhel/7/x86_64/zabbix-release-3.4-1.el7.centos.noarch.rpm
    
  • rpmをインストールする
    # rpm -ivh zabbix-release-3.4-1.el7.centos.noarch.rpm
    
  • zabbix-agentと関連パッケージをインストールする
    # yum install zabbix-agent zabbix-get
    

設定

  • 設定ファイルにZabbixサーバのアドレスを設定する
    # vi /etc/zabbix/zabbix_agentd.conf
    
    Server=ZabbixサーバのIPアドレス
    ServerActive=ZabbixサーバのIPアドレス
    Hostname=ホスト名
    
  • サービスを起動、登録する
    # systemctl start zabbix-agent
    # systemctl enable zabbix-agent
    
  • Zabbixサーバ側で設定を変更する
  • 「設定」をひらく
  • ホストまたはホストグループの「アイテム」を開く
  • 以下の内容を設定する
    • 名前「Zabbixエージェント監視」
    • タイプ「Zabbixエージェント」
    • キー「agent.ping」
    • アプリケーション「任意のアプリケーション」
    • 有効「チェック」

動作確認

下記のコマンドでZabbixサーバとの疎通を確認する

  • Zabbixサーバ側から下記のコマンドを実行する。バージョンが返ってくれば成功。
    # zabbix_get -s エージェントを追加した監視対象のIPアドレス -k "agent.version" 
    3.4.2
    
  • WebUIの「設定」→「ホスト」の「エージェント」が緑に点灯するのを確認する

監視項目の作成

任意のアプリケーションに次のアイテムとトリガーを設定する。
「監視データ」→「概要」にテンプレートを適用した監視対象のZabbixエージェントの死活情報が表示される。

アイテム

  • 名前「Zabbixエージェント監視」
  • タイプ「Zabbixエージェント」
  • キー「agent.ping」

上記以外はデフォルト値

トリガー

  • 名前「Zabbixエージェント監視」
  • 深刻度「致命的な障害」
  • 条件式「{テンプレート名:agent.ping.nodata(5m)}=1」
  • 有効「チェック」

上記以外はデフォルト値