プロセス監視¶
Zabbixエージェントを利用してプロセス数を監視する。
ここでは例としてhttpdのプロセス数を確認する。
Zabbixエージェントが子プロセスを含むhttpdプロセス数を監視し、一定数以下となった場合に警告通知を行う。
Zabbix-Agentの設定¶
- ログの読み取りに際しroot権限が必要となるため、以下の設定と再読み込みを行う。
# vi /etc/zabbix/zabbix_agentd.conf # AllowRoot=0 ↓ AllowRoot=1 # systemctl restart zabbix-agent
設定¶
アイテムの追加¶
- 「設定」から任意のテンプレートまたはホストの「アイテム」画面をひらく
- 「アイテムの作成」画面をひらく
- 以下の内容を設定する
- 名前「httpdプロセス監視」
- タイプ「Zabbixエージェント(アクティブ)」
- キー「proc.num[httpd]」
- データ型「数値(整数)」
- 単位「」
- 更新間隔「30s」
- ヒストリ保存期間「90d」
- トレンド保存期間「365d」
- 値のマッピングの使用「」
- アプリケーションの作成「proc-httpd」
- アプリケーション「-なし-」
- ホストインベントリフィールドの自動設定「-なし-」
- 説明「」
- 有効「チェック」
- 「追加」ボタンを押す
トリガーの追加¶
- 「設定」から任意のテンプレートまたはホストの「トリガー」画面をひらく
- 「トリガーの作成」画面をひらく
- 以下の内容を設定する
- 名前「httpdプロセス監視 {HOST.NAME}」
- 深刻度「致命的な障害」
- キー「{テンプレート名:proc.num[httpd].last()}=0」
- 0以外のプロセス数を指定する場合.last()<閾値または.last()>閾値など
- 正常イベントの生成「条件式」
- 障害イベントの生成モード「単一」
- 正常時のイベントクローズ「すべての障害」
- タグ「」
- 手動でのクローズ許可「チェック」
- URL「」
- 説明「」
- 有効「チェック」
- 「追加」ボタンを押す
確認¶
- 「監視データ」→「概要」に監視結果が反映されることを確認する。
- 監視対象のhttpdをストップさせて、障害の検知が行われるか確認する。
- 監視対象のhttpdをリスタートさせて、障害の復旧が行われるか確認する。