SNMP監視¶
Zabbixを利用してSNMPでの監視を行う。
ここではサンプルとしてIPMIを利用したサーバステータスの監視行う。
- CentOS7.xサーバのステータスをSNMPで監視する
- 「sysORLastChange.0」を利用してsnmpdのプロセスアップタイムを調べる
設定¶
対象機器の設定¶
- 下記のパッケージを導入する
# yum install net-snmp
- 下記の設定ファイルを編集する
vi # /etc/snmp/snmpd.conf com2sec MyNetwork 10.3.0.0/16 public # groupName securityModel securityName group MyGroup v1 MyNetwork group MyGroup v2c MyNetwork # name incl/excl subtree mask(optional) view systemview included .1.3.6.1.2.1.1 view systemview included .1.3.6.1.2.1.25.1.1 # group context sec.model sec.level prefix read write notif access MyGroup "" any noauth exact systemview none none disk / 10000 load 12 14 14
- サービスを起動・登録する
# systemctl start snmpd # systemctl enable snmpd
- 他のサーバから動作を確認する
# snmpwalk -v 2c -c public 対象機器のIPアドレス
SNMPエージェントの追加¶
- WebUIを開き、「設定」→「ホスト」画面へ移動する
- 対象とする機器の画面をひらく
- 「SNMPインタフェースを追加」行の「追加」リンクをクリックする
- 以下の内容を設定する
- IPアドレス「対象機器のIPアドレス」
- DNS名「対象機器のホスト名」
- 接続方法「IPアドレス」
- ポート「161」
- bulkリクエストを使用「チェック」
- (対応していれば)一度のコネクションで複数の情報を取得すること
- 「更新」ボタンをクリックする
アイテムの追加¶
- WebUIを開き、「設定」→「ホスト」画面へ移動する
- 対象とする機器の「アイテム」をひらく
- 「アイテムの作成」ボタンをクリックする
- 以下の内容を設定する
- 名前「HWステータス取得」
- タイプ「SNMPv2エージェント」
- キー「sysORLastChange.0」
- ホストインターフェース「10.3.0.50:161」
- SNMP OID「SNMPv2-MIB::sysORLastChange.0」
- SNMPコミュニティ「public」
- ポート「」
- データ型「文字列」
- 更新間隔「30s」
- ヒストリ保存期間「90d」
- 値のマッピングの使用「なし」
- アプリケーションの作成「snmp」
- アプリケーション「-なし-」
- ホストインベントリフィールドの自動設定「-なし-」
- 説明「」
- 有効「チェック」
- 「追加」ボタンを押す
- しばらくしてホスト行のエージェントステータス(ZBXなどの部分)で「SNMP」が有効になっていること
トリガーの作成¶
- WebUIを開き、「設定」→「ホスト」画面へ移動する
- 対象とする機器の「トリガー」をひらく
- 「トリガーの作成」ボタンをクリックする
- 以下の内容を設定する
- 名前「snmp監視 {HOST.NAME}」
- 深刻度「重度の障害」
- キー「{テンプレート名:sysORLastChange.0.nodata(3m)}=1」
- 正常イベントの生成「条件式」
- 障害イベントの生成モード「単一」
- 正常時のイベントクローズ「すべての障害」
- タグ「」
- 手動でのクローズ許可「チェック」
- URL「」
- 説明「」
- 有効「チェック」
- 「追加」ボタンを押す
動作確認¶
- snmpサービスのアップダウンで検知するか確認する